中国メディア・東方網は5日、日本旅行で最も印象に残ったのは、2人の清掃担当者を見かけた一瞬の出来事だったとする記事を掲載した。

 記事は、「最良の愛国主義教育は旅行であり、子どもたちに自国の自然や歴史、文化を見せることだと思う」としたうえで、日本に行くといつも各観光地で多くの日本の小中学生を見かけると紹介。それは必ずしも週末にプライベートで訪れているわけではなく、しばしば学校が子どもたちを引き連れて文化遺産や名勝古跡を訪れる活動を行っているのだと伝えている。

 そして、京都の二条城を訪れた際、3-4年生くらいの小学生に数多く遭遇したエピソードを紹介。子どもたちは外国人向けに日本語と英語を使った簡単なアンケート活動を行っていたとし、「これほど小さいころから子どもたちを社会に出し、見知らぬ人や外国人と接触、交流させる様子を見て、日本の教育の長期的な視点に敬服を覚えざるを得なかった」と評した。

 また、日本旅行で最も印象深かったエピソードとして、金閣寺の外でバスを待っていた時の話を披露。「1台のトラックが目の前に停まると、突然人が2人勢いよく降りて来て、自分の背後にある巨大なゴミ箱に向かっていった。彼らはゴミ収集の作業員で、2人で絶妙なコンビプレーを見せながら20秒以内にゴミを車に入れ、新たなゴミ袋をゴミ箱にセットして車に戻りその場を離れたのだ」とし、そのスピードは2人の顔をはっきりと見る暇もないほどだったと説明している。

 そのうえで「日本というアジアの島国が、資源に乏しく国土面積も少ない中でこれほどまでの経済大国になれたのか」とし、2人の動きからその理由が垣間見えたとの見方を示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)