日本を訪れる中国人の多くは細部まで配慮されたサービスに感動するというが、中国メディアの今日頭条はこのほど、中国人旅行客は日本の宿泊施設には「細やかな規則」があると伝え、中国人からすると「窮屈に感じる部分があるが、その本質を理解すると驚嘆せざるを得ない」と論じる記事を掲載した。

 記事は、中国人は訪日した際に「日本の細やかな文化」を見落としがちだと主張。中国にいる時のように振る舞うと「日本ではその場の細やかな規則や文化にそぐわない行動になってしまう」と指摘し、窮屈に感じる部分があるのは事実だと主張する一方で、日本の旅館やホテルなどの宿泊施設には中国とは異なる細かな規則がたくさんあって「最初は窮屈かもしれないが、慣れると心地良さを実感することになる」と指摘した。

 たとえば、日本の宿泊施設はチェックインとチェックアウトの時間が中国と大きく異なり、「時間外に早く着き過ぎても、寝坊して退室が遅くなてもいけない」と主張。もちろん時間外でも問題なくチェックインやチェックアウトはできるが、チェックアウトの時間が決まっているのは「客室を十分に清掃して整えるため」であり、日本の宿泊施設の部屋が「まるで誰も使っていないか」のように清潔なのはここにあると説明した。

 また連泊の際、ドアに清掃員の入室を拒否するサインを出すと、「中国では何のサービスもされないが、日本では新しいタオルとアメニティーが用意されてドアに掛かっている」と紹介し、中国との違いを指摘。「サービスを拒否してもサービスは止まらない」と形容し、日本の宿泊施設には細かな規則があるが「それはすべて宿泊客の快適さのためなのだ」と感心した様子だ。

 他にも旅館では室内履きに履き替える規則があるなど、「習慣の違いから面倒に感じる部分もあるが、慣れるとそれを心地よく感じる」と伝えている。日本のおもてなしの心は中国人にもしっかり伝わり、中国人もそれを快適に感じているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)