中国メディア・東方網は5日、「日本ではリュックサックを背負う人が少ないというが、その理由を知ってモラルが高いと思った」とする記事を掲載した。

 記事は、中国は日本と深いつながりを持っており、日本は古代より中国の先進的な文化と技術を学んできたと紹介。中でも特に崇拝したのが、孔子を祖とする儒学であり、その精神を今もなお受け継いでいるとした。

 一方、中国では時間の経過と科学技術の進歩に伴って、儒学の文化は現代的な文化に取って代わられ、その思想は骨身に染み付いているもの大いに薄らいでしまったと指摘している。

 そのうえで、日本ではしばしば学生たちが手提げかばんを持っていて、リュックサックを背負った人をあまり見かけないと説明。中国でリュックサックは両肩に荷重が分散することから体にいいとして大いに利用されているが、日本の電車の中ではリュックを背負う人はとても少ないのだと伝えた。

 記事はその理由について「日本人は通勤通学に電車や地下鉄を利用するが、その際に車内でリュックを背負っていたら他の人にぶつかるうえ、非常にスペースを占有するために乗車できる人数が減ってしまう。そこで、公共の利益を考えて多くの人がリュックではなくショルダーバッグや手提げかばんを使うのだ」と説明。中国のネットユーザーからは続々と「本当にモラルがある」との声が寄せられたと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)