中国メディア・東方網は4日、韓国を訪れる外国人で最も多いのは中国人だが、ある見方をすると最も韓国旅行に好んで行くのは実は日本人であることが分かるとする記事を掲載した。

 記事は、日本人、米国人、中国人の、2015年から18年の各年間訪韓旅行者数を紹介。まず中国人については、2016年に最高の約695万人を記録したものの、翌年にはミサイル配備問題による中韓関係悪化に伴い半減以下の約312万人にまで減少、18年にはやや回復して約370万人になったと伝えた。

 続いては、日本人訪韓客の推移について触れ、15年の約174万人から年々増え続け、18年には約286万人に達したと紹介した。そして、米国人客についても、15年の約57万人から18年には約75万人にまで増えたとしている。

 こうして見ると、昨年最も韓国を観光で訪れたのは中国人ということになる。しかし記事は「この3カ国では人口の母数が異なる。中国は13億9000万、米国は3億3000万、そして日本はわずか1億2700万だ」と指摘。大きな人口差に対して、18年の日本人観光客と中国人観光客の差はわずか90万人程度であることから、「日本人は中国人よりも韓国旅行が好きだということが分かる」と結論付けた。

 16年から17年にかけて訪韓中国人客が400万人近く減少したというのはやはり衝撃的であり、中国の韓国に対する怒りの度合いを改めて感じるとともに、減少前の水準に戻すことの困難さもうかがい知れる。また同時に、それでもなお年間400万人近い中国人が韓国を訪れているという点からも、中国が持つ「パイ」の大きさを感じざるを得ない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)