中国メディア・東方網は4日、2021年までにクラブ名からスポンサー企業名を廃することが決まった中国サッカーのプロリーグについて、その改名方法を日本のクラブから学ぶことができるとし、事例を紹介する記事を掲載した。

 記事は、日本でもプロ化前には企業の名前がクラブ名に付いていたが、Jリーグ発足に伴って企業名を排除した名称に揃って変更されたと紹介。その原則は大きく分けて3つあるとした。

 まず1つめは、複数の言葉を組み合わせた造語にする点だ。この事例として、七夕祭りにちなんで「ベガ」と「アルタイル」を融合させたベガルタ仙台、「道産子」をひっくり返したコンサドーレ札幌、「王」と「太陽」のスペイン語を組み合わせた柏レイソル、仲間を意味するサンスクリット語と山紫水明の京都をイメージする「山河」に通じる京都パープルサンガなどを挙げた。

 2つめは、特に地域の名物や名産品を意識する点。鳴門の渦潮を想起させる「渦」のイタリア語を元にした徳島ヴォルティス、有名な温泉地であることを生かした名前のザスパクサツ群馬、そして地元民のソウルフードである「釜玉うどん」にイタリア語の「海」を組み合わせたカマタマーレ讃岐を紹介している。

 そして3つめは、クラブの持つ理念や価値観を示したもの。心臓の鼓動をイメージした清水エスパルス、イタリア語の「足」と日本語の「がんばる」を掛けたガンバ大阪、地元の名将・毛利元就の故事「三本の矢」にあやかったサンフレッチェ広島などがこれに当たるとした。

 クラブ名改革後、中国のクラブもきっと地域名に地元の名産品、クラブの理念などをイメージした言葉を組み合わせた名称となることだろう。その際には是非、国際化という点も考慮して、一緒に英語名も考え出してもらいたい。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)