3月28日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「同じ経済発展国なのに、日本と韓国の農村ではこんなに違うものか=中国メディア」(公開日:3月29日)。急速な経済発展を遂げた中国が、沿岸の都市部と内陸の農村部の間で、大きな貧富の格差があることが社会問題となっているが、それと同じような格差が韓国でも見られるという記事。記事では、「韓国ドラマを見慣れると、それらが韓国社会の全てのように思うかもしれない」としつつ、農村を訪ねると「遠い昔のような古くささ、粗末さ」があると説明している。

 このような格差のある韓国や中国と比較すると、日本の農村の豊かさが際立つようだ。「日本の農村では人と自然の調和がとれた、穏やかで豊かな光景を見ることができる」と伝えている。

 第2位は、「中国人が日本で出くわした『心が温まる体験』、中国ネット『日本人は学ぶに値する優秀な民族』=中国」(同:3月27日)。近年、訪日中国人旅行者数は年を追うごとに拡大している。それだけ、中国の人々が豊かになって国外旅行に出かけるようになっているということだろうが、加えて、旅行先としての日本が非常に満足度の高い旅先であるということもあるのだろう。この記事では、そんな日本で心が温まるような体験をしたエピソードを紹介している。

 たとえば、日本でバッグを置き忘れてしまった中国人旅行者の話として、財布もパスポートも入っていたため、「見つかるとは期待していなかったが、あっという間に発見され、手元に戻って来た」という。車椅子での移動中に駅員がサポートしてくれたということも取り上げられている。言葉が通じない異国で心細くしているところへ、思わず親切にされると、強く印象に残るものだ。まして、中国国内においては先の戦争を題材にした「抗日ドラマ」が毎日のようにテレビで流れ、そこでは、鬼畜のように残虐な日本人が描かれているという。

 この記事に付された「まったく日本という国は憎くもあり、同時に愛すべき国でもある」などという称賛のコメントは、日中国民の交流が、偏見のない日本人像を中国国内に伝え始めていることがうかがえる。

 第3位は、「『価値観が変化』してしまう! 日本で長く暮らす中国人が『患う病』とは=中国メディア」(同:3月29日)。訪日中国人観光客も増えているが、中国人留学生も増えている。日本が受け入れている留学生は、現在約30万人程度ということだが、うち11万人超は中国人で国籍別でダントツになっている。

 日本で学び、日本で生活していると、自ずと日本の習慣や価値観が刷り込まれていくものだ。ある留学生は、自分の話し声が小さくなっていることに気が付いたという。また、ある留学生は、信号を守るなどルールや規則を守るようになったそうだ。中国では「上に政策あれば下に対策あり」という言葉があるように、ルールは自分の都合の良いように解釈するなどルールを守る意識が薄い人が少なくない。日本でしばらく暮らしていると、「中国に帰国した際も思わず列に並び、信号を守ってしまう」のだと伝えている。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)