食事は料理の美味しさを味わうことだけでなく、互いに打ち解けるための良い機会ともなるゆえに、食事のマナーは各国に存在するものだ。中国メディアの捜狐は3月30日、日本を訪れる中国人観光客が「理解に苦しむと感じる、日本の食事作法」について紹介する記事を掲載した。

 中国は食の大国と呼ばれるとおり、中国人は食に対する関心が非常に高く、また食事を共にすることを日本人よりも重視している。そのため日本人とは違って、知り合って直ぐに食事に招くことも決して珍しいことではなく、好意をストレートに示して関係性を深める文化がある。このように食を重視する中国人は、日本で美食を堪能することを目的とし、様々な店をはしごする人も少なくない。

 しかし記事は、中国人観光客のなかには「日中の食文化やマナーの違いゆえに、衝撃的な体験をすることになる人もいる」と紹介。例えば、日本では美食とされる刺身も、生食の習慣がない中国人からすると生理的に受け付けないと感じられ、特に「馬刺し」は考えただけで寒気がするほど受け付けないという人もいるそうだ。

 また、日本のラーメンは中国人の間で非常に人気があって、日本でラーメンを食べたいと願う中国人は多いが、日本のラーメン屋に入って「周囲から聞こえる麺やスープを啜る音は、まるで豚の鳴き声のようだ」と伝えている。麺を音を立てて啜ることは、西洋だけではなく、中国でもマナー違反となるが、「日本では麺類は音を立てて啜ると、美味しいと感じていることを表すらしい」と説明している。記事の説明が的を得ているわけではないが、中国人からすると周囲から聞こえる麺を啜る音が奇妙に感じられるようだ。

 習慣や文化の違いから、食事1つとっても面食らうことはあるかもしれないが、美味しいものを食べて感じる幸福感は世界共通であり、食に対する好奇心の強さはやはり中国人が一番と言っても過言ではないだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)