中国メディア・東方網は2日、中国のテレビドラマの日本語訳タイトルが、中国人にとって奇妙で「中二」っぽさを感じさせるものだと紹介する記事を掲載した。

 記事は、近ごろあるネットユーザーが中国版ツイッター・微博上で「中国テレビドラマの日本語訳名」というハッシュタグを作り、タイトルに関する熱い議論が交わされるとともに、さまざまな意見が寄せられたと伝えた。

 そして、「琅琊榜」は日本で「琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~」という副題が付され、「陸貞伝奇」は「後宮の涙」という全く異なるタイトルに変化したと紹介。また、現代劇では「杉杉来了(シャンシャンが来た)」という中国語タイトルに対して日本語タイトルは「お昼12時のシンデレラ」となり、「漂亮的李慧珍(美しい李慧珍)」も「逆転のシンデレラ」に、「微微一笑很傾城(傾城のほほ笑み)」も「シンデレラはオンライン中」に変わったとしている。

 さらに、中国で人気を博した宮廷ドラマ「延禧攻略」が今年2月に日本に登場した際も「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で放送が始まったと紹介している。

 記事は「これらの訳を見ると、ドラマに対する日本人の理解力に対して敬服の念すら浮かんでは来ないだろうか」としたうえで、中国ネットユーザーたちの感想を紹介。「原型があるのは琅琊榜ぐらいだな。それにしても日本人はどれだけシンデレラが好きなのか」、「総じて、熱血アニメっぽい感じがする」、「すごく中二感がある」、「延禧攻略の長い日本語訳は凄まじいな」といったコメントが見られたとした。

 日本人は「シンデレラ好き」という印象を持った人もいたようだが、日本で作られたドラマに「シンデレラ」のタイトルがつく作品は少ない。一方で、韓国ドラマでは「シンデレラ」ものが多く、邦題でも「シンデレラ」の名がつくタイトルが目立つ。そう考えると、日本人がシンデレラ好きというよりも、中国や韓国のドラマ制作者や視聴者が「シンデレラ」要素をこよなく愛しているのではないだろうか。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)