中国メディア・東方網は30日、日本を旅行した中国人観光客が日本の道路を見て中国との差を感じたとする記事を掲載した。

 記事は、サービスの質が高い日本を訪れた観光客の多くは日本に対して良い印象を持ち、大部分がリピーターになると紹介。また同時に、往々にして自国の状況と比較することになるとし、日本の道路を見た時に中国と違いに感慨を覚える中国人観光客もいることを伝えた。

 そして、「国の発展状況を知るには、そのインフラから観察すべきであることはみんな知っている。わが国は経済発展に伴い全国に大小無数の交通幹線が整備され、交通の利便性が大いに高まった」とする一方で、中国には長期的に使用してきた道路のメンテナンスが不十分で、陥没したり段差があったりする状況が数多く発生しており、トラブルや渋滞発生の原因になっていると指摘。また、信号無視をしたり、無理な割り込みをしたりといった交通マナーの不徹底も事故や渋滞を引き起こしているとした。

 そのうえで、日本について「地理的な面積が小さく、人口が密集した都市では交通渋滞が発生しやすいと考えるのが自然だが、実際はそんなことはない。日本の道路の多くは流れがスムーズであるともに、きれいで整っている印象を覚える。しかも、信号無視をすることなく、自動車と歩行者が互いに譲り合う様子も見られる。そして、交通の管制もしっかりと行われており、交通事故の発生が大いに抑制されている」と説明した。

 記事は、中国は国土面積が広いためにもともと日本よりも管理することが大変なうえ、近年では都市人口の増加に加え、市民の自動車保有率が高まってマイカーで外出する人がますます多くなっていることから、今後さらに渋滞や事故などの交通トラブルが起こりやすい状況になると指摘。単に道路を作るだけではない、スムーズで快適な交通環境を作っていくことを真剣に考えなければならないとの見方を示している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)