日本は江戸時代に約200年間にわたって鎖国を行った。鎖国中もオランダや中国とは貿易を行っていたものの、当時の日本が入手できた世界の先進的な情報や知識はあくまでも限定的だったと言えるだろう。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、日本にとって2018年は明治維新から150年目の節目の年だったことを指摘しつつ、日本はなぜ約200年間も鎖国をしていたのに、明治維新を成功させ、一気に列強に成長することができたのかと問いかける記事を掲載した。

 記事は、中国もかつて長きにわたって鎖国を行っていたとし、それは1842年に英国に南京条約という不平等条約を押し付けられることで終焉を迎えたと指摘。同じように鎖国を行っていた日本も1853年のペリー来航をきっかけに鎖国は終わりを迎え、その後の明治維新へとつながっていったと強調した。

 続けて、驚くべきはペリー来航からわずか15年後の1868年には様々な改革を成功させ、大政奉還ののちに明治時代を迎えたと指摘。世界的に見て「特に目を引くことのなかった日本」という国が、極めて短期間で非欧米国として唯一の列強へと成長したと強調し、この経緯が「世界的にも有名な明治維新」であると論じた。

 記事は、日本が明治維新を成功させ、その後の大きな飛躍を実現できた要因として、当時の日本は単一民族国家であったうえ、日本人は団結力も強かったことを挙げたほか、天皇を中心とした体制をとることで国内の崩壊や分裂を防ぐことができたと強調。また、当時の日本の識字率は非常に高く、学習に対して強い意欲を持っていたうえに、中国のように外来文化に対する排他的感情もなかったと伝え、こうした要因があったからこそ日本は急激な飛躍を実現できたのだと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)