中国では子どもからお年寄りに至るまで、誰もがスマートフォンを所有しており、統計では8億人以上がネットを利用し、その98%がモバイル機器を通してインターネットを使用している。今やインターネットは中国人の生活に必要不可欠なものとなっているため、スマホを使用しているお年寄りも多い。

 中国メディアの今日頭条は27日、日本では見やすいインターフェースや詐欺などから保護する機能などを備えた高齢者向けのスマホが存在することを紹介する記事を掲載し、「中国のメーカーは日本から学ぶべきだ」と伝えている。

 まず記事は、日本の高齢者の数や割合について、2017年10月の時点で65歳以上の人口は3515万人に達し、日本の人口の27.7%を占めていると紹介。続けて、日本では携帯電話を所有していない高齢者は少なくないゆえ、多くの企業がこれを商機と捉え、高齢者でも使用しやすいスマートフォンを開発していると紹介した。

 では、高齢者でも使用しやすいスマホとはどのようなものだろうか。これは操作しやすいメニュー画面や、詐欺などを感知して警告する機能を持ち、血圧の計測や万歩計などの健康を管理する機能を充実させたスマートフォンであると伝えている。さらにメーカーやキャリアがスマホの講習会を定期的に開催していて、高齢者に好評であると強調した。

 では、中国はどうなのだろうか。2017年末時点で中国の60歳以上の人口は2億4000万人もいて、総人口の17.3%を占めた。中国でも高齢化社会が始まっていると言えるが、高齢者向けのスマートフォンは日本ほど開発が進んでいない。またネット詐欺の被害に遭う高齢者も少なくないため、記事は「中国のメーカーは日本から学ぶべきだ」と主張した。中国人にとってインターネットは生活に必要不可欠なものとなっているゆえ、高齢者でも安心して使用することのできるスマホの開発が期待されている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)