香港出身の俳優・歌手であるレスリー・チャン(張国栄)が世を去って、今年で16年となる。彼が京劇俳優を演じた映画『さらば、わが愛/覇王別姫』は、日本でも非常に有名であり、多くのファンが今でも「哥哥」(お兄さんの意味)の愛称で彼を慕っている。

 香港メディアの流動新聞は28日、日本の張国栄ファンが1339羽の折鶴を集めたと報じる記事を掲載した。中途半端に思える「1339」羽という数字だが、いったいどんな意味が込められているのだろうか?

 記事はまず、「ある日本のファンが、日本全国の張国栄ファンに呼びかけて折鶴を集めることにした」という経緯を紹介。当初、折鶴の数は決めていなかったものの、数えてみるとちょうど「1339」羽だったという。この数字は、「張国栄の当時の車のナンバーが『339』だったため、ファンにとってはきわめて意味のある数字」とのことだ。

 中国のポータルサイト網易娯楽もこのニュースを取り上げ、「日本のファンはこのできごとにとても感激している。日本のファンクラブは22年前に発足し、哥哥への変わらぬ愛によって、ずっと千羽鶴を贈り続けている。ファンたちは、今回のできごとが哥哥からのメッセージだと深く信じている」と報じた。集まった1339羽の折鶴は、レスリー・チャンの命日である4月1日に、日本のファンが自ら香港へ持って行く予定だという。

 折鶴の数と車のナンバーとの符合は、偶然といえば偶然にすぎない。しかし、ファンがそこに深い意味を見出すほどに、レスリー・チャンは今も変わらず強い魅力を持った大スターであるということだろう。(編集担当:伊藤由記)(イメージ写真提供:123RF)