来年に迫った東京五輪に向け、日本は史上最多となる30個の金メダル獲得を掲げており、強化費を重点配分する競技を決定した。中国にとっても日本の動向は気になるところのようだ。

 中国メディアの今日頭条は26日、日本が強化費を重点配分した5つの競技について、「新たにバトミントンに強化費が充てられた」と伝え、中国がは得意とするバトミントンにおいて「東京で金メダルを取る難易度が高まった」と論じる記事を掲載した。

 スポーツ庁は19年および20年度の強化費を重点配分する「Sランク」の競技にバトミントンや空手などを選んだ。Sランクに選ばれた5競技の強化費は従来の30%増となることについて、記事は「日本はバトミントンを『金メダルが狙える競技』と見なしている」と指摘。

 続けて、バトミントンの日本男子は2018年、タイのバンコクで開催されたトマスカップで準優勝するなど、実力の向上を示したことがSランクに選ばれた要因ではないかと分析。中国としては「日本のバトミントン界からは女子、男子ともに五輪で金メダルを狙える選手が出てきていることに脅威を感じている」と主張。今回、強化費の増加が決まったことは、中国バトミントン界に少なからぬ圧力を与えたようだ。

 日本の卓球界でも近年、類まれな才能を持つ選手が続々と現れていることは中国でも注目されているが、強化費を重点配分するSランクに卓球ではなくバトミントンが選ばれたという点からも、日本の金メダル獲得に向けた戦略を感じさせると主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)