入学の季節になると、ピカピカの大きなランドセルを背負った新一年生の姿をあちこちで見かけるが、このランドセルは日本独自の文化のようだ。中国メディアの今日頭条は25日、日本特有の「ランドセルは、世界で最も丈夫な最強のかばん」だと絶賛する記事を掲載した。

 まず、記事はランドセルの由来について紹介。幕末に輸入され陸軍で使用されるようになった布製の「背のう」が、丈夫で両手が空き持ち運びに便利であることから、明治時代に学習院で採用されたと伝えた。「ランドセル」は、「背のう」のオランダ語に由来している。

 記事は、ランドセルがどれだけ日本人に愛されているかを紹介。小学校入学時にランドセルを購入することが習慣となっており、学校のロッカーまでランドセルに合わせたサイズに作っているほどだと指摘した。日本人にとってランドセルは「新生活に踏み出す象徴」にもなっており、高い買い物ではあるものの、親としては無理をしてでも買ってあげたいようだと紹介した。

 ランドセルが高価である理由について記事は、「すべて職人の手作業」によって作られるためと紹介。しかも、ほぼ100%日本製で、多くの場合6年間保証まで付いてくることを考えると、決して高い買い物ではないと質の高さを強調している。

 ランドセルの製作にはこだわりがあり、選りすぐりの素材を使って300以上の工程を経て作られ、背に当たる部分には通気性の良い皮を使い、重心が安定するような設計にしているほか、肩にかかる負担を左右均等にするなどのこだわりが随所に見られると感心している。

 記事は結論として、「日本のランドセルは最も丈夫で最強だ」と絶賛しているが、実際日本で100年以上かけてこの形になっただけのことはあるといえるだろう。記事に対する反響も多く、「自分の子どもにも買ってあげるつもりだ」、「6年間の使用に耐えるものを作れるのが日本人」など感嘆の言葉が目立った。海外からも関心を集めているランドセル。最近ではお土産として購入する外国人も少なくなく、海外でも今後は利用者が増えていくかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)