中国人観光客が訪日するうえでのビザ発給要件の緩和を受け、今後は個人旅行で日本を訪れる中国人の増加が予想されるが、中国メディアの快資迅は21日、日中を往来する人の増加に伴い、「日本の税関で押収される中国から持ち込まれた偽ブランド品の増加が問題となっている」ことを指摘する記事を掲載した。

 記事は、日本では知的財産権の侵害などを理由に税関が輸入を差し止めた物品が増加していることを指摘。日本のメディアはこの件を問題視して報道しており、特に中国から持ち込まれ、差し止められるケースが増えていることを伝えた。

 中国国内では様々な模倣品や海賊品が販売されているため、中国人の多くは食品や化粧品といった健康被害の可能性がある商品については、高価であっても国外産を求める人が多い。日本へ旅行する際、ドラッグストアで化粧品やコスメを大量に購入するのはこうした背景がある。

 その一方で、日本の税関では中国から持ち込まれる荷物のなかに大量の化粧品やブランド品の海賊品が存在し、押収されていることは中国人にとっては大きな衝撃であるようで、こうした現状は日本人の目に中国を「模倣品大国」として強く印象づけるものだと嘆いた。さらに、中国人に対して「日本に海賊品を持ち込むことは犯罪である」と強調し、こうした行為は中国人の面子を潰す行為であると論じた。

 さらに、直接肌に使う化粧品の安全性を懸念し、日本製の化粧品を愛用している中国人女性の意見として、「金儲けのためだけに安全性のない化粧品が日本に大量に持ち込まれていることを目にして心が痛む」と怒りを露にし、日本のメディアで大きく問題視されているように「中国の名誉を大きく損なっている」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)