今や中国人にとって日本は見知らぬ国ではなく、良く知る隣国へと変化しつつあるが、それでも中国人にとって日本には不可解な点も少なくないようだ。中国メディアの快資迅は22日、日本を訪れる中国人観光客が、中国とのあまりの違いに驚きを感じるという「街中を走る高級車の少なさ」について、「日本人はお金があっても高級車に乗らないのはなぜか」という疑問に答える記事を掲載した。

 中国は本格的な自動車社会を迎えつつあるが、人口100人あたりの自動車保有台数を見てみると、日本の3分の1ほどに止まっているのが現状だ。中国人からすると、「日本は全体的に生活水準が高く、自家用車の所有率も高いと思っていたのに、日本を訪れても高級車は目にしない」ことに驚きを感じると指摘。特に、中国では販売されていない軽自動車が多いことに驚くのだという。

 記事は、日本で高級車をあまり見かけない主な3つの理由として「日本の道路が狭いこと」、「公共交通機関が発達していること」、「日本人は目立つことを好まないため」と主張。こうした理由のうち、3つ目の考え方は中国人とは全く異なるので非常に興味深いとしている。

 中国で車はステータスを誇示するものと見られているので、資力があってもなくても高級車を所有することで自分の成功ぶりを周囲にアピールしてメンツを立てたいと考えている人は多い。日本では目立つことは良いことばかりではないが、中国では周囲から一目置かれることの方が大事なのだろう。

 ゆえに、日本では「実用性を重視して自分の生活スタイルに合った自動車を選ぶため、その結果として街で見かける車の種類も中国とは異なっている」と指摘する一方、日本人と中国人の考え方の違いには大きな衝撃を受けたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)