中国メディア・東方網は24日、J2横浜FCに所属するFW三浦知良選手が52歳で先発出場を果たしたことについて「中国の選手にこんなことができるだろうか」とする記事を掲載した。

 記事は、一般的にプロサッカー選手は30歳を過ぎると引退しはじめ、中国のリーグでも30代後半を過ぎて現役でプレーしているのは38歳の鄭智選手と40歳の周挺選手ぐらいだと紹介。そのうえで、日本のJ2には52歳になっても現役を続けている選手がいるとした。

 そして、23日のJ2リーグ第5節で横浜FCの三浦選手が約2年ぶりに先発出場を果たして後半9分に退くまでプレーし、自身が持つ最年長出場記録を52歳と25日にまで伸ばしたことに言及。「正直、これはとても信じられないことだ。世界のサッカー界を見渡しても、ここまでたどり着くことは難しい。何しろ52歳で現役のプロ選手を続け、しかも、55分間も試合に出場したのだ」と評している。

 一方で、中国のサッカー界では選手たちが30代で現役生活を終えると、往々にして生活習慣に注意が行き届かなくなり、引退から数年ですっかり太ってしまうと指摘。「三浦がなおも良いコンディションを保てているの一番の理由は、高度な自律性にあるのだ」とし、決して52歳まで現役を続けて欲しいとは言わないが、中国選手も三浦選手のように厳しく自らを律することは是非学んで欲しいとの希望を示した。

 プロ選手は技術的な能力もさることながら、常にベストなコンディションを保つための努力が要求される。不摂生により体調を整えられなければやはりプロとしては失格であり、自ら選手生命を短くすることにもつながる。「52歳まで現役を続けろというのではなく、ここまで続けてこられた背景にあるストイックさ、プロ意識を学んで欲しい」というのは、非常に的を射た指摘と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)