新幹線を利用する際に車内で弁当を食べることを楽しみにしている人は少なくないだろう。日本の駅弁は美味しいうえに種類も豊富で、各地の特産品がふんだんに使われた特色ある内容となっており、もはや1つの文化と呼べるほどだ。中国メディアの捜狐は16日、日本の駅弁について知ると「中国で販売されている弁当は食べる気がしなくなる」と吐露する記事を掲載した。

 中国で高速鉄道や長距離列車に乗車すると、通路をカートを押しながら「ビール、ミネラルウォーター、ピーナッツ、八宝粥」といった呼び声で車内販売をする従業員の姿を見かける。これは中国人にとっても馴染み深い光景で、食事時になれば持参したインスタントラーメンを食べ始める人もいるので、周囲の臭いに刺激されてついつい車内販売で売られる弁当や軽食に手を伸ばす人が増える。

 しかし、中国人にとって「高速鉄道の弁当は高くてまずい」というのは周知の事実であり、多少割高な車内販売を利用するのは乗車時に食べ物を買い忘れた人か、周りを見て食べたくなってしまった人が多いようだ。

 記事は、日本の駅弁は「種類が豊富で地域の名物が食べられるという希少さも加わり、眺めるだけでも食欲がそそられる」と絶賛した。その種類は「全国で数千に達するとされ、更に季節限定で販売されるもののあるので、その魅力は尽きない」と説明した。実際、写真と共に日本各地の有名なご当地駅弁を紹介しているが、食材の豊富さもさることながら、パッケージや蓋を開けた際の豪華さは「見た目だけで中国人の食欲を刺激する」と絶賛した。

 こうして日本の「駅弁」を知ってしまうと、中国の鉄道車内で売られる弁当は「見た目だけで食欲を失ってしまう」ほどひどいと指摘している。確かに日本の駅弁を見た後、「白いトレーにご飯と3種類のおかずが無造作に詰められた感がある中国の弁当」を眺めると失望のため息が出てしまうのも仕方がないと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)