日本と中国には共通点も多いが、人びとの考え方や気質は大きく異なっていると言える。何事にも大らかな大陸気質の中国人に比べ、日本人は細かく几帳面な特徴があると言われる。中国メディアの捜狐は18日、日本の引っ越し業者の仕事を紹介し、「彼らの仕事ぶりは収納のトップクラスの境地と言える」と驚嘆する記事を掲載した。

 日本の住宅は狭いスペースを有効活用し、収納術が生活のなかに生かされている。ゆえに、中国人は日本の住居を見て「シンプルで機能性が考えられている」と感心し、日本人は収納上手だと思っている人も多いようだ。

 今回記事が着目したのは、「日本の引っ越し業者の仕事ぶり」であり、実際に日本で引っ越し業者を利用した夫婦がその一部始終を個人的に配信した内容に触れている。

 まず、引っ越しの前に準備として業者が客の自宅を訪問し、細かな点を確認しながら段取りを考えると同時に、「ご近所に挨拶回りをして引っ越しの際、荷物の運搬で迷惑を掛けることを説明までしてくれる」と、その配慮の細かさを伝えた。また、引っ越し当日も、梱包用具はすべて業者が用意するので、「食器から衣類、家具に至るまですべて丁寧に梱包して新居にそのまま移し、元通りの配置に戻してもらえる」と、その一連の仕事の速さと丁寧さを紹介した。

 中国の住居は賃貸の場合は家具付きで貸し出される物件が多く、冷蔵庫や洗濯機などの家電や、ベットもオーナーが購入したものが備え付けれている。ゆえに、引っ越しの荷物は非常に少ない。また、中国は家を所有している人が多く、引っ越しするのは新築への移動か仕事の都合によるので、自分の持ち物を全て運ぶ感覚はないようだ。また、中国では部屋の引き渡し時に掃除をする必要がなく、日本では引越し業者が清掃までしてくれることに大きな驚きを感じるという。

 日中では住宅事情が異なるゆえに引っ越しの仕方にも違いがあるが、中国は日本のように細かい事は気にしない人が多いため、日本の引っ越し業者の姿はプロフェッショナルに映ったようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)