中国ではかつて5月1日のメーデーは春節、国慶節と並ぶ3大「黄金周」として7連休が設定されていた。それが端午節や中秋節などの伝統的な祭日を連休化する動きの影響で3連休に「格下げ」され、昨年末にはついに「2019年のメーデーは1日だけ休み」となった。しかし、今月22日に突然4連休へと異例の変更が行われたため、この時期の観光市場がにわかに活気づいている。

 中国メディア・中国経済網は22日、「5・1」が4連休になったことに触れたうえで、「小連休に大阪へ行って7つのことを体験しよう」と題した記事を掲載した。記事は大阪について「東京と並ぶ観光地であり、古くから商業でにぎわった街。大阪では常に人びとの人情に触れることができる」とし、7つの「大阪名物」体験スポットを挙げた。

 まずは、道頓堀で写真を撮影すること。特に橋の近くに掲示されている巨大なグリコの看板は1935年にお目見えしてから80年以上道頓堀を見守り続けており、現在は6代目の看板であると紹介。インパクトが非常に大きいゆえに、撮影スポットとして高い人気を集めているとした。

 続いては、心斎橋でのショッピングだ。心斎橋は老舗デパートや高級品店が立ち並び、心斎橋筋商店街には廉価な服飾店や個性的な店が軒を連ねており、道頓堀に近いこともあり常に観光客と現地市民で賑わうと紹介している。

 3つめもショッピングのスポットだが、こちらはグルメが中心の黒門市場である。「大阪の食文化の魅力を知りたいのならば外せないスポット」とし、青果店、鮮魚店、飲食店などが約200店舗入る黒門市場は買った物をその場で食べられる場所も多いため人気があると伝えた。

 記事はさらに、大阪のシンボルである高さ103メートルの通天閣の展望台に登って大阪を一望する、通天閣のふもとにある新世界をぶらつく、難波の繁華街に近い難波八坂神社を訪れる、梅田にある真っ赤な観覧車で15分間の空中の旅を楽しむといったポイントを紹介している。

 いわゆる「ベタ」なスポットばかりが紹介されており、大阪を何度も訪れたことのある人にはあまり参考にはならないかもしれない。しかし、突然発生した4連休に「ちょっと日本に行ってみるか」と思い立った大阪未経験者にはぴったりの情報と言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)