3月14日からの1週間で、サーチナで最も読まれた記事ベスト3は以下の通りだった。

 第1位は、「日本について知っているほうだと思ったが、実際に行ってみないと分からないことだらけだった!=中国メディア」(公開日:3月14日)。訪日観光をする中国人が増え、SNSを通じて日本旅行の様子などを発信することも増えている。日本のニュースやテレビ番組なども、ほぼリアルタイムで中国国内にいても視聴することができるようになっているが、やはり、伝聞情報だけでは、本当の様子が分からないことが多い。

 記事は、中国のネット上でまことしやかに流れている「日本の事情」について、実際に日本に行ってみると違っていることが多かったという体験談を伝えている。たとえば、「1杯800円のラーメンを食べても、お腹いっぱいにならない」という情報。中国では典型的な庶民食であるラーメンは100円程度でも食べられるが日本では800円もするというラーメンに対する価格の驚きが先立って、中国国内で誇張されて流布された噂なのだろう。実際には1食分で量的にも満足のいくラーメンが食べられるというのが体験してわかったという。

 その他、「日本では髪を切ると万単位のお金がかかる」という噂も実際には1000円程度でカットしてくれる店がたくさんあるなど、日本についての中国国内の「あるある」の噂を検証してみせた。

 第2位は、「なぜ東南アジアの人びとは反日でないのか『ミャンマー人が日本を憎んでいない理由』=中国」(同:3月17日)。中国の人々にとって、日本は先の大戦で中国人民を苦しめた侵略国家だと教えられ、日常的に流れている「抗日ドラマ」でも、残虐な日本兵が中国人に理不尽なふるまいをすることを観て育つため、日本人は暴力的で自己中心的だと信じている人は少なくないという。

 ところが、同じ戦争時に日本軍が同じように侵攻した東南アジアでは、日本を憎むどころか、日本に良い印象を持っている国が少なくない。ミャンマーでは、日本は英国の植民地支配からの解放者として喜んで迎えられ、戦後、様々な経済支援をしてきたため、日本は「助けてくれる良い国」というイメージが強いと解説している。記事は、戦後の日本の支援が、医療や社会福祉、環境保護など人々の生活に密接した分野で行われたため、その支援に要した金額は莫大ではなかったものの、ミャンマーの人々に親しみを持って受け入れられたと分析している。

 第3位は、「列に並ぶ行為をめぐる考え方の違い『日本旅行で2回並び、2回とも同胞に割り込まれた』という中国人も=中国 」(同:3月14日)。日本を訪れた中国人は、「日本人は列に並ぶことを熱愛している」 と映るようだ。電車では整列乗車が励行され、人気のレストランや売店では、従業員が列を誘導し最後尾に看板を出すところもある。中国では、たとえ行列になっていても割り込みがしばしばみられることから、おとなしく自分の順番を待っている日本人の振る舞いが印象に残るようだ。この記事には、中国国内で、ほとんどの人が日本の習慣を称賛し中国の民度にがっかりするというコメントを寄せている。(写真は、3つの記事のイメージ写真を合成。イメージ写真提供:123RF)