中国では地元を離れ、出稼ぎ労働者として各地へ移り住む人は少なくない。国外へ出稼ぎに行く人も多く、日本や米国にも多くの中国人が仕事のために移り住んでいる。だが、国によって労働環境は大きく異なっており、中国人の目には日本の労働環境はどのように映っているのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は20日、「日本と米国の職場環境の違い」という主題で記事を掲載し、日米の労働環境や職場環境は中国と異なっていると同時に、日米も同様に大きく違っていると伝えた。

 記事は、日本と米国の職場環境の違いとして、「米国では個人を重視するが、日本では組織を重視する」と伝え、日本では大きな決定をする前に同僚の意見を聞いたり、上司の許可を得る必要があると強調した。この点、中国は個人の裁量でどんどん仕事が進んでいく文化があり、個人主義的な米国に近いと言えそうだ。

 また、日本では仕事が終わった後に同僚や上司と「飲みに行く」習慣があると紹介し、米国人は同僚と飲みに行くのはそう多くはないと指摘。さらに、日本も米国も非常に残業時間が長いのは共通しているが、「日本よりも米国のほうが残業時間が長い」という報告もあるほどだと紹介した。

 では、中国の職場環境はどのようなものなのだろうか。公務員や国有企業に勤める従業員は時間どおりの勤務時間で福利厚生もしっかりしているが、一般企業やアルバイトのような仕事に就いている人たちの勤務時間はアバウトだ。給料の発生しない時間に「会議」が行われたり、お客がいれば帰宅することが出来なかったりするのが現状だ。

 近年、多くの中国人が海外で働くようになっているようだが、その国独自の職場環境が存在しているゆえ、決定する前にある程度その国の職場環境について理解しておくことは大切なことだと言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)