アジアの経済を外観して見ると、日中韓の3カ国が東アジアを牽引していると言えるだろう。競争のなかで互いにライバル関係にある分野も存在するが、中国メディアの快資迅は15日、2018年の国内総生産(GDP)をもとに、「日中韓のなかで中国が抜きん出た成長を遂げている」ことを誇示する記事を掲載した。

 国内総生産(GDP)は国の経済力を知るための1つの指標となるが、アジアでは中国が突出している。記事は、2018年の統計として、中国のGDPは13兆ドルを突破したが、この数値はGDPで世界3位の日本と世界12位の韓国の和より大きいと指摘、日中韓3カ国のなかで如何に中国が抜きん出ているかを強調した。

 続けて、中国の強みとして政府が発展に力を注いでいる「香港澳門グレーターベイエリア」は今後さらなる成長が見込めることも指摘。このエリアに含まれる「広東省だけでも18年のGDPが1兆ドルを上回った」とし、広東省だけでも韓国のGDPとの距離を縮めていると主張。広東省のGDPを諸外国と比較しても世界で上位に入るとし、「中国の1つの省の経済が、他国の経済よりも優位に立つまでになっている」と論じた。

 さらに記事は、中国のGDPを論じる際に必ず指摘される「一人当たりGDP」についても、現在の中国は日韓に負けているとしても、「中国経済の伸びしろを考慮に入れればこれは大した問題ではない」と強気な姿勢を示した。

 中国という大国が現在持っている経済力と勢いを目にすると、このまま突き進むようにも思えるが、すでに中国では経済の減速が数値に表れてきているのも事実だ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)