中国メディア・東方網は15日、日本ではトイレが単に清潔な場所にはとどまらなくなっており、来客増やこれに伴う収入増を期待する設備として位置づけられ始めていると報じた。

 記事は、中国国内の公衆トイレはなおも汚れていてニオイがきつい印章がある一方で、隣国日本の街にあるトイレは「その中でも生活しても問題ないと感じる」ほど清潔であると紹介した。

 そのうえで、日本のトイレはさらに進化を遂げており、商業施設ではトイレを別荘風にしたり書斎風にしたりと、快適さを持つ空間へと改造することで集客効果を狙う動きが出ていると伝えた。

 記事はその事例として福岡県にある2カ所のトイレについて言及。まずは、福岡市中央区にある福岡競艇場の女性トイレを挙げ、赤を基調としたファッショナブルなデザインのトイレ内部に、両側に仕切りのある化粧台が設置されているとした。そして、このトイレは同競艇場が女性や家族の来場を増やすべく、2018年4月に約2億円をかけて改装したものだと紹介している。

 次に紹介したのは、同区にある天神地下街にある「英国小説家の書斎」をコンセプトとしたトイレだ。入口にはたくさんの洋書が積まれており、本当にそこが洋風の書斎ではないかという錯覚を起こすと説明するとともに、商業施設が巨額の費用をかけてこのようなトイレ作りに注力する背景には「美しいトイレを楽しみにやってくる客がついでにこの施設で消費してくれることへの期待」があると伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)