中国メディア・東方網は15日、日本の学校に留学する中国人学生が多い理由について紹介する記事を掲載した。昨今では、学歴や勉学の面だけでなく、経済的にリーズナブルな点が中国人学生にとっては日本を留学先に選ぶ大きなポイントになっているようだ。

 記事はまず、日本の学校に留学する学歴上、勉学環境上のメリットについて紹介。日中間で学歴の相互認定が可能であり、日本の大学で取得した学士、修士、博士の学歴がいずれも中国の教育当局から認められる点を挙げたほか、教育体制が充実しており、学生の学習能力や研究能力を高めるカリキュラムが用意されているうえ、政府や財団による資金投入も相まって世界トップレベルの教育設備や研究所が整っていると説明した。

 また、日本の大学への入りやすさも大きな魅力になっていることにも言及。日本の大学で取得できる学位は国際的な認知度が高い一方で、国内の少子化による学生数の減少により一部の大学を除けば中国よりも大学入学の難易度が下がっているとした。さらに、日本政府が大々的な留学生受け入れ計画を推進していることから、留学ビザの取得が以前に比べて容易だと伝えている。

 続いては、経済的なメリットだ。まず、日本では医療保険制度が充実しており、外国人も国民健康保険に加入することができ、加入すれば医療費の本人負担が3割で済むと説明した。また、学費を含む留学費用がリーズナブルで、費用対効果も高いとしたほか、学業が本分としてアルバイトができない中国とは異なり、日本では留学生も通常週28時間、長期休暇時は1日8時間のアルバイトが可能で、日常の生活費用を稼ぐことができるとした。

 経済的な負担が比較的小さい点がメリットとして挙がるというのは、急速な経済発展前の中国では考えられなかった。経済発展に伴い多くの中国人の暮らし向きが良くなるとともに、以前に比べて海外旅行同様に海外留学が身近なものになったことがうかがえる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)