中国メディア・東方網は15日、日本で実際に健康診断を受ける様子を紹介するとともに、中国とは内容面でもサービス面でも雲泥の差であると伝える記事を掲載した。

 記事は、日本社会におけるサービスの質の高さを、特に健康診断において感じることができるとし、日本で生活する中国人が実際に診断を受けた時の様子を紹介している。

 まず、日本の健康診断には予約が必要であるとし、予約が終わると病院から問診票と検便用の器具が送られてくると紹介。準備を整え、これらを持参して病院に行くと、親切で細やかな看護師が検査項目を逐一確認してくれるとともに、問診票の内容について聞き取りをしてくれるとし、病院スタッフの優しい態度を「きっと中国国内のどの医療スタッフも冷や汗をかくことだろう」と評した。

 そして、手続きが終わるといよいよ検査が始まり、身長、体重、視力、聴力、肺活量などの基本検査から、眼科、尿検査、腹部エコー検査、胸部X線検査などまで非常にスムーズに検診が行われていくと紹介。終始看護師が各項目の検査を手助けしてくれるとした。

 また、検査が終わって2時間待つと初歩的な結果が出て2人のスタッフからアドバイスなどが行われると説明。1人めは医師によるもので、検査結果について1つ1つはっきりと解説してくれ、2回目以降の検査であれば前回の記録を参考に変化を説明してくれると伝えた。

 2人めは保健師による健康カウンセリングで、担当した女性保健師は若いながらもはきはきと明るく説明してくれたと紹介。部屋に入るなり「前回約束した散歩はやってますか」と聞かれ、その記憶力と細やかな対応に驚きを覚えつつ「できてません」と答えると、最後には半ば脅されるように「次お会いする時は、約束したことをちゃんとやってきてくださいね」と念を押されたとしている。

 記事は最後に「近ごろ日本で健康診断を受ける中国人が多いようだが、それには理由があると思う。中国と日本では健康診断に天地ほどの差がある。もっとも、日本の検査費用は中国の10倍程度するので、これほどの差があるのも理解できるのではあるが」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)