花粉症に悩まされる人は少なくない。日本は花粉飛来のシーズンを迎えており、マスクや眼鏡など様々な対策グッズで防備した人を見かける。中国メディアの今日頭条はこのほど、深刻な大気汚染が見られる中国からすると「日本の空気はきれいなはず」だとしながらも、「多くの日本人がマスクをしているのはなぜか」と問いかける記事を掲載した。

 中国人の多くは、日本は自然環境が良く、空気もきれいな場所と認識しているので、日本でマスク姿の人を多く見かけることが不思議に感じるという。中国でも大気汚染が深刻な冬になるとマスク姿の人を見かけるようになるが、マスクは布製でカラフルなものが多い。中国では衛生用マスクはインフルエンザなど伝染性の病気にかかっている人が付けるというイメージがあるためか、日本人が着用する白い衛生用マスクには大きな違和感があるようだ。

 記事は、マスクが日本人にとって日常的になっている理由について説明し、1つ目の理由は「見た目を気にする日本人は、疲れで顔色が悪かったり、ばっちり化粧をしないで人に会う事を恥ずかしく感じるので、マスクを着けて隠している」と紹介、こうした理由は中国人にはなかなか理解しにくいだろう。

 また、日本人は「公衆衛生を非常に気にする」ので、公共の場でくしゃみや咳をして周囲の人に不快感を与えないように、風邪や花粉症の時期にマスクをすることが習慣になっていると指摘したほか、若い女性など「プライバシーを守りたい」と感じる人がマスクで顔を覆う場合もあると主張した。

 そして、もう1つの理由として「花粉症」を挙げ、「日本では春先になるとアレルギー反応を引き起こす杉や檜の花粉が飛ぶ」とし、花粉症対策としてマスクを着用している人は少なくないと強調、日本を訪れる中国人観光客もマスクを着用した方が良いかもしれない」と勧めた。今年も桜を見るために訪日する多くの中国人観光客が予想されるが、日本のマスクの習慣を知らない中国人にとって、日本人のマスク率の多さは違和感を覚えるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)