日本の教育は、子どもに知識を伝えるだけでなく、「生活力」を身に付けさせることにも力を入れている。中国メディアの今日頭条は6日、「日本の幼稚園で必ず教える7つのこと」と題し、「一生子どものためになる生活力を教えていた」と称賛する記事を掲載した。

 記事によると、日本が「教育大国」になれたのは幼児教育によるところが大きいという。幼稚園のうちに生活力を付けさせるかどうかで、その子の「一生の幸せが決まる」と言っても過言ではないとしている。実際のところ、いくら成績が良くても生活力がなければ本人が将来困ることになるだろう。

 では、日本の幼稚園ではどのように子どもに生活力を身に着けさせているのだろうか。記事は7つ紹介しているが、その1つが「自分のものは自分で片付ける」こと。日本では、幼稚園に入園する際に親は「いろいろな袋」を準備するが、これは子どもが自分のものを自分で分類するように学ばせるためだと紹介している。中国では親が何でもやってあげてしまい、「子どもがトレーニングする機会を奪っている」と反省を促した。

 2つ目は「自分の荷物は自分で持たせる」こと。中国では親が子どもの荷物を持ってあげるのが普通で、子どもも当然だと思っているところがある。記事の中国人筆者は、「子どもの責任感と忍耐力を培わせる訓練になる」ので是非見習うべきだとした。3つ目は「衣類などを自分で着る」こと。4つ目にはすべての幼稚園が取り入れているわけではないが「裸教育」を、5つ目には「道路横断時に手を上げて渡り、運転手にお辞儀する」こと、6つ目は「うんち授業」で排便や健康の大切さを教えていると紹介した。

 そして最後には、「感謝と礼儀」の大切さを教えていることに感心している。日本人は「世界で最もお辞儀の好きな国」で礼儀正しく、卒園などの式典を通して節目を大切にしていることも、子どもの健全な成長にプラスとなっていると称賛している。

 記事が紹介しているのは、生活上の基本的な習慣やマナーがほとんどだ。日本人にとっては当然のことばかりだが、中国では甘やかされて育った子どもによる問題行動が社会問題になっている。幼稚園のうちに生活力を教える日本の教育から、せひ学んでほしいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)