中国メディア・東方網は8日、「日本に行って日本人の細やかさや自律性を見たら、われわれとの差はまだまだ大きいと感じた」とする記事を掲載した。

 記事はまず、日本人の環境保護意識について紹介。昨年、サッカーワールドカップなどで、日本人のサポーターが試合後に観客席をきれいに片付ける様子が世界的に注目された。記事は「当時多くのネットユーザーが、これはパフォーマンスだと思った」としたうえで、実際に日本に行ってみると日本人の環境保護意識が人びとの心に深く根差しており、決してただのパフォーマンスではなかったことを感じたと伝えている。

 続いては、バリアフリー設計のバスについて言及した。「日本では、車いすに乗った人でも便利に路線バスに乗って出かけることができる。日本のバスには特殊なサスペンションシステムが備わっているのだ」とし、運転手がボタンを押すとバスが少し傾いてドア側が低くなり、地面とバスの段差をなくすことで車いすのままスムーズに乗車することができると説明。「非常に人にやさしいではないか。中国ではまだこんなサービスはない。まだまだ努力が必要だ」と評した。

 さらには、ホテルに滞在中にネットワーク調整のためにほんの1分間インターネットが使えない時間があっただけで、ホテル側が入口に「ご不便をおかけしました」という謝罪声明を張り出したことに驚きを示したほか、以前には運転手のミスにより電車が定刻より20秒早く出発してしまったことに対し、鉄道会社がネット上で謝罪する出来事があったと紹介したうえで「厳しく自分を律する日本人は、ちょっとしたミスでも公衆に向けて謝罪する。その率直さには敬服せざるを得ない」としている。

 記事は最後に、「日本人には、われわれが学ぶに値する点がまだまだたくさんある。われわれはおごることなく、引き続き努力しなければならない」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)