日本では戸建て住宅といえば、そのほとんどが2階建てであり、3階あるいは4階以上もある戸建て住宅は少数派と言えるだろう。中国の農村部などでは3ー4階建ての家は決して珍しいわけではないため、日本を訪れた中国人は、日本の戸建て住宅のほとんどが2階建てであることに驚くという。

 中国メディアの今日頭条は4日、「日本の住宅はなぜ2階建てばかりなのか」という主題で疑問を投げかける記事を掲載し、2階建てでは「上の空間がもったいないではないか」と伝えている。

 記事はまず、日本を訪れた中国人が驚くことは「日本では都市部でも田舎でも戸建て住宅といえば2階建てばかり」ということだと指摘。日本は国土が狭い島国であるのに、2階建では3階以上の空間を活用できておらず、「有効活用できていないではないか」と主張した。

 続けて、日本の戸建て住宅が2階建てなのは「日本の習慣」なのか、それとも「法律で定められているのか」、詳しい理由は分からないとしつつも、せっかくの土地に2階建ての住宅しか建てないのは浪費ではないかと主張。日本の住宅の基礎は非常にしっかりしていて、建物自体も大きな地震に耐えられる設計となっているのは事実だとしながらも、土地の有効利用という観点から見た場合「3階建てや4階建ての家が少ないことは中国人には理解することが出来ない」と主張した。

 中国の場合、都市部では多くの人がマンションなどの集合住宅で生活しており、戸建て住宅はあまり見かけなくなっているが、農村部では基礎や柱に鉄筋コンクリートを使い、壁はレンガを積んで建てられた3ー5階建ての住宅を多く見かける。中国の場合はまだ核家族化が進んでおらず、複数の世代が1つの家に住むケースも多いため、大きな家が必要になるという事情もある。それゆえ日本を訪れた中国人は「日本人は土地や空間を有効活用していない」と感じるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)