日本のトイレは海外からきれいだと称賛されており、中国では旅行者の撮った写真がネット上でよく紹介されている。しかし、日本のトイレが注目されているのはきれいだからだけではない。中国メディアの今日頭条は5日、日本のトイレは「かなり衝撃的」だと紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人がいかにトイレを重視して「世界を驚かせているか」を紹介。11月10日をトイレの日に制定し、優れたトイレを表彰する「日本トイレ大賞」があるほどだと伝えた。これは政府が創設したもので、東京五輪に向け快適なトイレを増やす目的があったようだ。

 記事はさらに、家の水回りの設計からも、日本人がトイレをいかに重視しているかが分かると紹介。日本の住宅は全体的に小さいのに、「トイレに広い空間を使っている」と指摘している。日本の住宅では、一般にトイレと洗面所、浴室の3つは分かれているが、中国ではすべてを一緒にしている場合が多いため、「家が小さいのに独立したトイレがある」ことに驚いているようだ。それだけ日本人にとってトイレは重要なのだろう。

 また、日本のトイレは様々な機能があって居心地が良いとも紹介。便座が温かくて「永遠に春」なこと、公共のトイレにも手すりがあり、それも利用者のことを考えた高さや設置場所であること、中国ではほとんど普及していない温水洗浄便座が、日本では公共のトイレにまで設置されており、「温水で洗ってくれて、乾燥までしてくれる」と感動を伝えている。ある温水洗浄便座は30もの機能が付いていて、「トイレだけでしばらく遊べる」ほどだと紹介した。

 ほかにも、赤ちゃんを連れて外出する男性を想定して、「男性用トイレにもベビーチェア・ベビーシート」があり、親子で入れるトイレもあると進化し続ける日本のトイレを紹介している。記事は、日本のトイレが万能で「できないことはない」と絶賛。細部まで利用しやすく設計された日本のトイレを見ると、日本人がいかにトイレを重視しているかが分かると伝えている。

 トイレを居心地よくしようとする日本人の意欲は、外国人を驚かせているようだが、それだけの価値があると言えるだろう。人が一生の間にトイレを利用する回数は、15万回とも20万回ともいわれている。日本人のトイレにかける情熱は、これからも続くことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)