中国メディア・東方網は5日、「中国人観光客が競うように買う納豆は、健康食品なのか、ジョークなのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「日本旅行をした人の多くは、ガイドに連れられて納豆を買わされたことがあるかもしれない。濃縮納豆と称したこの商品はとても高価で、330粒入りで3万8000円という代物だ。毎日4-6粒食べるべしと書かれているので、だいたい2カ月分である」と紹介した。

 そして、このような「濃縮納豆」製品の説明書には、納豆に多くの栄養素が含まれていて、日常的に食べれば便秘や下痢などの腸疾患の予防、骨密度の上昇による骨粗しょう症の予防、血圧の調整、血栓の溶解、血中脂肪の調節、疲労回復、総合的な免疫力の向上といった効果が期待できるなどの説明があると伝えた。

 そのうえで、日本ではスーパーやコンビニでごく一般的に納豆が売られており、どの店にもバリエーション豊かな納豆製品が並ぶ納豆コーナーがあると紹介。パックごとに個包装されていて、乾燥品ではなく生ものであるために品質保持期限は短いものの、非常に安い値段で売られているとした。

 記事は、「納豆は薬品ではなく、一般的な食品なのだ」と説明。納豆は確かに人の体に良い点があるが、納豆の作用を盲目的に誇大化してはならない。万病を治す訳ではないし、ダイエットに効く訳ではないとした。そして、「日本人は小さいころから食べて成長してきたからこそ納豆の健康的な恩恵を受けているのだ。かたや中国人がほんの少し食べたところで劇的な効果を生むはずがない。総じて、高いものを買わせようとするガイドの誘導を疑うべきなのだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)