中国メディア・東方網は4日、日本人が少食として知られる一方で、日本社会は世界でワーストクラスの食料の浪費量であるとし、一見奇妙に思える現象が起きる理由について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、「中国は人口大国であり、家庭だけでなくレストランやスーパー、学校などで、毎日大量の食料が浪費されている」と紹介。そのうえで、隣国の日本は毎回の食事が中国人より少なく、銘々の食べる量があらかじめ決まっていることから食べ物の消費も少なそうに思えるが、実際は「日本こそが真の浪費大国だったのだ」としている。

 そして、日本の公的な統計によれば年間の食料浪費量は約640万トンにのぼり、これを日本の人口で割ると毎日1人あたりお茶碗1杯のご飯を捨てている計算になると指摘。また、10トントラック1770台を毎日間断なく輸送することでようやく全部運べる量であるとも説明し、「これほど恐ろしい浪費は、どうやって出てくるのだろうか」と疑問を提起した。

 記事は、その答えが、日本特有の「細かな配慮」によるものであると説明。「日本では、スーパーやレストランにおいて品質保持期限を非常に重視しており、期限が過ぎた食品は実際に食べられるかどうかに関係なくすべて廃棄してしまうため、大量の食べ物の浪費が生じる」とし、日本では食料の浪費のうち半数以上の55%が商店やレストランで発生するのだと伝えている。

 そのうえで、これまで具体的な浪費量が統計として発表されなかったこともあり、日本では食べ物の浪費についてあまり気にかけられてこなかったが、このデータが登場したことで日本社会に衝撃が走り、各種の措置によって浪費量を減らそうと真剣に考え、取り組みを始めるようになったとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)