中国メディア・東方網は4日、「どうして日本人の英語能力は世界的に見て低いのか」とする記事を掲載した。

 記事は、英語が世界の最も広い範囲で通用する言語であり、多くの学生が母国語に続く第2言語として学習していると紹介。もちろん中国の学生も英語を学び、大学に合格するためには避けて通れないとするとともに、日本人も同様であるとした。一方で、それにもかかわらず日本人の英語能力は世界的に見ても低いレベルであると伝え「どうしてこのような状況が起こるのか」と疑問を提起した。

 その答えとして記事は、2つの要素を挙げている。1つめの要因は日本語の発音にあるとし、「そもそも日本語の発音が簡単で、すべての発音を集めても200種類に届かず、しかも巻き舌や反り舌といった類の音がないため、2000種類あまりもあるといわれる英語の発音は日本人にとってとても難しいものなのだ」と説明した。

 2つめは、日本人の日本語に対する愛着ぶりが、英語の習得や英語能力を妨げる要因になっているとした。「日本人は自らの言語に自身を持っている。日本の街で話を聞いてみると、ほとんどの人が日本語こそ世界で最も美しい言語だと答えるのだ」と伝えた。

 記事はそのうえで、日本語も実は本土の言葉と外来語の結合体であると指摘。日本語には多くの漢字や漢字語が存在し、その多くは中国からやってきたものであり、これらをなくしてしまうと日本語が成り立たなくなってしまうとした。また、現代の日本語には英語から取り入れられたものも非常に多いことに言及するとともに、その発音が完全に日本語化されてしまっていて外国人には通じないものになってしまっていると紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)