一部の中国製品は、もはや「安かろう悪かろう」という評価が当てはまらないほどに品質を高めている。中国メーカーが生産する自動車も品質が大きく向上したと評価されているが、現在の中国車の品質や安全性はどれほどの水準にあるのだろうか。

 中国メディアの今日頭条は2日、中国国内では中国車の成長が著しく、「韓国車を買うくらいなら、中国車を買うべきだ」という論調が増えていると伝え、「中国車はすでに韓国車を全面的に超越した」と思っている中国人は少なくないと指摘する一方、「中国車は果たして本当に韓国車を超えたのだろうか」と疑問を投げかける記事を掲載した。

 記事は、自動車ブランドの実力を測るには「販売台数」が重要な基準となると伝え、2018年の中国市場で韓国ブランドの販売台数を超えたのは吉利汽車、長城汽車、長安汽車の3社だったと紹介。しかし、中国国外に目を向けてみれば韓国の自動車メーカーが「世界ブランド」であることがわかると伝え、韓国ブランドは世界で671万台も販売したことを紹介しつつ、「中国ブランドで最多だった吉利汽車でさえ、世界での販売台数は138万台にとどまっている」と強調した。

 さらに、自動車の信頼性という観点から見ても現代自動車や起亜自動車は高く評価されていると指摘。米JDパワー社の2019年の信頼性ランキングでは、韓国ブランドは世界の高級ブランドとともにトップ10に名を連ねたと紹介したほか、IIHS(米国高速道路安全保険協会)による衝突試験でも、韓国車の安全性能は高く評価されていると論じた。

 こうした評価をもとに、記事は「中国人が中国車を支持しようとするのは当たり前のことだが、中国車は韓国車を超越したとはとても言えないのが現状」であるとし、中国車が世界ブランドになるためには謙虚に差を認め、前進し続けるしかないと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)