中国人の訪日ビザが緩和されたこともあり、今年は桜の時期に日本を訪れようと計画する中国人は少なくないようだ。中国メディアの今日頭条は22日、団体ツアー旅行ではなく、個人ビザでの旅行を考える中国人に対して、日本の交通事情を解説する記事を掲載した。

 団体旅行は自分の目的や希望と合致していれば、自分でさまざまな手配をする必要もなく、気軽に旅行を楽しむことができるが、最近は日本人の日常を見て、日常的な体験をすることも旅の楽しみと考え、個人旅行を選ぶ中国人も少なくないという。記事は、そうした個人旅行を考える中国人に対し、日本の楽しみ方を紹介している。

 見知らぬ土地でもレンタカーで移動したほうが便利と考えるのは中国人も同じようで、日本滞在中の個人旅行の移動手段として考える人は少なくないようだ。しかし記事は、「日本の駐車料金は非常に高額で、中国と比べると3倍もする」と指摘したほか、中国人が日本で車を運転する場合は「日本で免許を取得する必要」があることを強調、中国の運転免許証は日本では無効になるため、レンタカーを借りてはならないと強調した。

 続けて、日本を個人でゆっくりと観光したり散策したいのであれば、「地下鉄やタクシーを利用すべきであり、レンタカーを借りなくても日本人の生活は十分に体験できる」と勧めた。たとえば、関西国際空港へ到着した場合、地下鉄を利用すれば40分ー50分で市街地へ行くことができ、料金も手頃であるとした。

 また、思い思いの場所で下車して駅付近を散策すれば、「目的の無いぶらり旅であっても日本の街角で新鮮な光景が見つかり、それを写真に収めながらのんびり歩くというのも楽しみ方の1つではないか」と提案した。このような記事を見ると中国人の旅行の楽しみ方は買い物一辺倒だった時代からずいぶん多様化していて、「コト消費」への関心が高まっているのは事実であることを伺い知ることができる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)