中国では何かを購入しようと思った場合、店主に値段を聞いてから値切ることが一般的に行われている。値段が安くなるかどうかは別として、売り手と買い手の双方が納得する値段で売買が行われるのは日常のことだ。一方、日本ではどのような場所であっても値段交渉を行わないことに驚く中国人は多い。

 中国メディアの今日頭条は25日、「値切ることを好む中国人に対し、日本人はポイントを好むようだ」と伝える記事を掲載し、「日本人は値切るのではなく、ポイントでお得に買い物をしている」と伝えている。

 記事は、日本ではポイント制度が広く普及していて、あらゆる支払いに対して「ポイント」が付くと紹介。そのポイント市場は急拡大していて、すでに1兆円(約600億元)を超える規模となっており、2022年までには2兆円規模を超えると予想されていると紹介。また、日本のポイント制度は約30年前に大手家電量販店が集客のために行ったサービスがヒットし、日本全国に広がっていったと紹介している。

 さらに、近年の日本は超低金利社会となっていて、銀行に1年預金しても利息は微々たるものだが、100万円分買い物した際に付与されるポイントは還元率にもよるが、数万円分も付く場合があるとし、「日本人は値切らなくても、ポイントをもらってお得に買い物をしている」と強調した。他にも、日本では値下げした商品を再び値上げすることは非常に困難なため、「ポイント」を付与するという形でお得感を出していると伝えた。

 中国ではポイント制度は一般的ではなく、その場で値切って安く購入することが多い。様々な会員カードはあるが、日本のようにポイントが付与されるのではなく、会員価格で安く購入できるサービスとなっているのが一般的だ。日本はポイント、中国は値引きと形態が異なっているところに国民性が出ていると言えそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)