日本のごみ分別は、日本旅行に来る外国人を驚かせているが、道路わきの数メートルごとにごみ箱が設置されている中国から来た旅行者は特に習慣の違いに戸惑うようだ。中国メディアの今日頭条は24日、日本人の環境意識の高さを紹介し、「日本ではごみを捨てるにも予約が必要」とする記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は現在日本を旅行している最中のようで、日本が名実ともに先進国であることに感心しているようだ。すぐに気が付いた中国との違いについては、ごみ箱がほとんど見当たらないことだったと伝えている。

 そのため、日本に来ると中国人は「きれいな国」に対する常識が覆されるそうだ。その常識とは「国のきれいさは、ごみ箱の多さに比例する」というもので、実際中国ではごみ箱を増やしてから目に見えてきれいになっている。もっとも専門の清掃員が一日中巡回して掃除していることも大きく貢献しているが、日本の場合「ごみ箱が全くないのに非常にきれい」なので、このルールは世界共通ではないと言えるだろう。

 では、日本では出たごみをどうしているのだろうか。筆者はガイドから「ごみはホテルに持ち帰るように」指示されたと伝えている。ごみをその場で捨てる習慣が定着している中国人にとっては、ホテルに戻るまで1日中ごみを持ち歩くというのは大変なことだろう。分別方法についても、日本ではリサイクルごみ、可燃物、不燃物はそれぞれ曜日ごとに回収され、粗大ごみなど「電話予約が必要なごみもある」と聞いた、と驚きをもって紹介している。

 記事は、この分別は大まかなもので、日本では地域によってさらに細かく分けられていると紹介。いくら日本でも皆が実践できるわけではないと思っているようで、本当に全員が実行できれば、環境意識の高さを尊敬せざるを得ないと称賛している。また、他の人に迷惑をかけたがらない日本人らしく、清掃員のことを考えてポイ捨てしないのだろうと感心しているが、日本には専門の清掃員すらいないことを知れば、さらに感心することだろう。

 中国では、ごみ箱を増やし専門の清掃員を雇うことで衛生面はかなり改善されたが、日本のように一人ひとりの意識が高くなれば、いつかはそれさえ要らなくなるかもしれない。まだ日本旅行を楽しんでいるという筆者には、滞在期間中に日本の良さをさらに発見して欲しいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)