次世代の自動車開発が世界で進められている。中国は電気自動車(EV)の開発が盛んに行われていて、街では自家用車のみならず、公共バスなどでもEVを見かける機会が増えている。

 日本ではバス運行会社が中国メーカーの電気バスを導入する事例が増えているが、「自動車大国の日本がなぜ中国メーカーのEVを導入するのか」と疑問を抱く中国人は少なくない。中国メディアの今日頭条は20日、「日本は高い技術を持っているにもかかわらず、中国から電気バスを購入するのはなぜか」と疑問を投げかける記事を掲載、その理由を紹介しつつ、「それだけ中国のEVに関する技術が高い水準にある証拠だ」と伝えている。

 記事はまず、日本は自動車強国であり、自動車にについて世界をリードするだけの高い技術力を持っているのは間違いないと指摘する一方、日本メーカーが力を入れてきたのは「ハイブリッドカー」だったと紹介。もちろんEVについても高い技術力を持つとしながらも、中国は国策としてEV大国を目指しているがゆえに、日中のEVに関する技術力の差はガソリン車ほど大きくないことを強調した。

 続けて、日本では軽自動車を始めとした小型の車の人気が高く、独自で電気バスを開発するより、中国メーカーの電気バスを購入したするほうが、「採算」が合うという事情もあると分析。日本のバス運行会社が中国メーカーの電気バスを使用しているということは、それだけ中国のEV技術が高い水準にある証拠だと強調した。

 確かに、中国の街では多くの電気自動車や電気バスを見かける。大気汚染対策として、特に公共の乗り物についてはEV化が急激に進んでいる。一般車のための充電スタンドも徐々に充実してきているものの、広大な国土を持つ中国を移動する場合は300-400kmの走行距離では心配も残り、中国でEVをさらに普及させるためには解決する必要がある問題も多いと言える。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)