中国メディア・東方網は23日、「日本の幼稚園で子どもに教える4つの生活技能、わが国の保護者は決して重視していない」とする記事を掲載した。

 記事は、「子どもが幼稚園に入るというのは、両親から離れて社交の道を歩み始めることを意味する。幼稚園では教科書の知識を学ぶだけでは不十分で、生活能力や人格形成のほうがより大切なのである。日本人は教育こそ廉価な国防と心得ており、その幼児教育方式は世界から認められてきた」としたうえで、日本の幼稚園で広く指導されている、子どもがこの段階で身に着けるべき4つの生活技能を挙げた。

 1つめは、「自分の物を自分で整理すること」。子どもが幼稚園に入る前、保護者が必要物のリストを手にさまざまな用具や用品を準備するが、幼稚園の中では先生が子供たちに自分の物をきれいに整理することを教えると紹介。その目的は、小さいころから物事をに取り組む際の条理性を養うこと、何事もしっかりとやる能力を培うことにあるとしている。

 2つめは、「衣服を自分で着替えること」だ。今の中国ではしばしば子どもが「小皇帝」と呼ばれるように、子どもの着替えや食事、洗顔、歯磨きなど身の回りのことを両親や祖父母がやってしまいがちだと指摘。長い目で見ると、このような行為は子どもの独立性を阻害し、なんでも自分でやろうとしなくなるとした。そのうえで、日本の幼稚園では、極力自分たちで制服や体操服、作業着などに着替えることができるよう指導するのだと伝えた。

 3つめは、「食事のマナー」。日本の幼稚園では、先生が子どもたちによく噛んでゆっくりと食べることを教えるとし、それは子どもの健康を考えてだけではなく、食事をする楽しさや喜びを十分に感じてもらうことも考慮されていると説明。さらには、食べ物の大切さ、感謝や環境保護の心も培うとしている。

 そして、4つめは、「交通ルールの順守」。日本では小さいころから交通ルールの重要性が教え込まれるとし、小学校に上がるとすぐに自分たちだけで集団で登下校することになっており、そのためのルール順守の意識が幼稚園から培われるのだと紹介した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)