日本で暮らす外国人留学生のうち、一番多いのは中国人で全体の約4割を占める。また、中国人が日本に留学する際には、まず日本語研修を受け、その後に大学を受験する場合が多い。中国メディアの捜狐は17日、「日本で通う語学学校は想像したほど良くなかった」と感じる学生がいると指摘する記事を掲載した。

 記事は、中国の学生に日本の留学先を斡旋する仕事をしている中国人の見解として、語学学校は「日本語のレベルを向上させ、就職に有利な能力を磨くことが出来る反面、意外な落とし穴も存在している」と主張。そして、今後日本への留学を考える中国人は、「語学学校に存在する弊害を理解し、自分に合った学習方法を選ぶことが重要」であると指摘した。

 それでは、日本の語学学校に存在する「意外な落とし穴」とは一体何だろうか。それは、「日本人教師が教える授業は丁寧だが、速度が非常に遅い」ということだと主張。授業だけに依存して1年学んでも、それだけで日本語のレベルを大きく向上させることは出来ないと指摘した。

 また、「語学学校では細かな指導は期待できないので、大学へ進む際の相談やアドバイスを求めるなら自ら積極的に行動する必要がある」としている。そして、教師のほか、インターネットを用いて留学生同士の情報を集めることも重要だと主張、日本語学校は日本の大学に入学するための勉強ができる場所ではなく、あくまでも日本語を学ぶ場所であり、しかも日本語を大幅に上達させたいならばアルバイトなど自ら実践の場を用意する必要があることを強調した。

 中国では英語や日本語などの言語にかかわらず、「大学で学んだだけ」なのにネイティブレベルの会話能力を身につけている学生は珍しくない。日本を訪れたことがなくても、まるで日本人のように流暢な日本語を話す学生も多い。日本と中国では言葉をマスターするうえでの教え方や学び方が違っていることが見て取れるが、それゆえ中国人学生が日本流の教育に面食らうことが多いのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)