日本を訪れた事のない中国人でも、個人が拡散する画像や動画によって日本人の生活を目にする機会が以前と比べると増加している。そのためか、徐々に日本を身近に感じるようになっている中国人は多いようだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、「普通の日本人の日常生活」に関心を向け、紹介する記事を掲載した。

 中国人観光客の主な訪日目的は、日本の美食や美しい景色、買い物を楽しむことなどだが、街中で目にする日本人の生活からも新鮮な印象を受けるという。例えば、「通勤ラッシュ時の日本人の様子」について、社会人の男性であれば「皆がスーツに革靴、ビジネスバックという同じスタイルで黙々と歩く」と伝え、これは中国ではあまり見られない光景だと指摘した。

 中国ではラッシュ時であっても日本のようにスーツや制服で出勤する人が少なく、あくまでも私服の人が圧倒的に多い。また、学校に通う子どもは基本的に祖父母などの家族が送迎するため、様々な年齢層の人が街に溢れる。ゆえに、日本で見られるような「スーツを着用した社会人」や「学校の制服を着用した学生」など、同じ格好をした集団が押し寄せる光景を見ると「日本独特」の光景に映るようだ。

 また、日本人が普段の生活において利用する地元のスーパーマーケットや商店の売り場の様子や価格にも目を留め、「値引きされた商品や100円ショップなどが人気がある」のを見て、「日本は発達した先進国だが、庶民的なところを見ると親近感を抱いてしまう」と主張。他にも、中国では人の生活圏から離れた場所にあるのが普通の「墓」が、日本では街中にあったり、生活に密着した場所にあったりするのが中国と違っていると驚きを示している。

 こうして見ると、中国人の多くは好奇心を抱いて日本を訪れ、日本人の生活にも注目していることが伺える。これは、中国を訪れる日本人観光客がリアルな中国人の生活の様子を垣間見て衝撃を受けるのと同じなのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)