中国では小さな子どもから高齢者まで、ほぼすべての人が携帯電話を所有している。しかも、そのほとんどがスマートフォン(スマホ)を所有していて、暇さえあれば画面を眺めている人が多く見られる。

 近年は、中国メーカーが安くて性能の良いスマホを市場に投入しているため、多くの中国人が自国メーカーのスマホを使用している。中国メディアの今日頭条は19日、「日本のスマートフォン市場」について考察する記事を掲載し、世界の4大スマホ市場でどのようなメーカーが人気であるのかを比較し、「日本の市場は独特で特殊であることがわかる」と伝えている。

 記事はまず、世界の4大スマホ市場は中国と米国、インド、そして、日本であると紹介し、それぞれが独特の市場であると指摘。近年はインド市場以外では、スマホの出荷台数が減少傾向にあるのはどの市場も共通だが、各市場におけるシェアは大きく異なっていると紹介。たとえば、中国国内は中国のスマホメーカーの天下であり、米国ではアップルが最大のシェアを獲得しているが、そのほかは韓国や中国、フランスなどのメーカーが熾烈なシェア争いを繰り広げていると紹介した。

 続けて、「日本市場は非常に独特」と紹介し、日本には多くの電機メーカーが存在するにも関わらず、スマホ市場ではアップルが56%ものシェアを獲得していると伝え、日本でiPhoneを使用していないと偏見の目で見られるほどと主張。これは「中国人同様、日本人もメンツを気にする証拠だ」と分析した。

 中国国内ではやはり中国スマホメーカーに勢いがある。新商品を投入するペースが早く、安いうえに高性能だ。しかも中国スマホメーカーは市場調査から消費者のニーズを汲み取り、それを製品化するのに長けていると言われる。日本市場でもすでに中国スマホがシェアを高めてきており、今後もこの流れは続きそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)