サッカー好きの中国人にとって、ワールドカップ(W杯)の常連組である隣国・日本のサッカーはかなり気になる存在のようだ。中国メディアの鳳凰網は19日、中国と日本のサッカーを取り巻く環境の違いを紹介した。

 記事は、中国と日本のサッカーは「天と地ほどの差がある」と指摘。その原因は「選手のレベルの違い」だけでなく、日本のルールも関係していると紹介した。中国ではスロバキア代表のMFハムシク選手を中国スーパーリーグの大連一方が獲得し、サッカーファンを喜ばせているが、「日本のJリーグではもっとすごいことが起きている」と記事。昨年末に元スペイン代表FWのビジャ選手がヴィッセル神戸に加入し、イニエスタ選手に継ぐ大物選手の獲得となったほか、神戸には元ドイツ代表のポドルスキ選手も在籍している。記事は、「今季はこのスター選手3人がアジア最強の攻撃ユニットを形成して活躍することは間違いない」と太鼓判を押した。

 Jリーグは外国人選手の登録枠が最大5人まで可能で、5人を同時に試合に出すこともできる。反対にJリーグの選手が欧州で活躍する姿も珍しくなくなった。サッカー界の大物がJリーグを選ぶのは、自分と同じレベルの選手が数多く在籍していることが大きな要因だろう。一方、中国スーパーリーグの登録枠は3人まで。広州恒大は1度に2人までしか出さないと宣言している。記事は「残念ながら中国は時代の流れに逆行し、どんどん閉鎖的になっている」と両者の違いを指摘した。

 Jリーグのサガン鳥栖にもスペインのスター選手が2人も在籍している。元スペイン代表のトーレス選手と元バルサのクエンカ選手だ。スペイン代表の黄金時代を支えたメンバーによる夢の競演が日本のJリーグで再現されたことに、中国のサッカーファンからはひたすら羨望の眼差しが送られている。(イメージ写真提供:123RF)