中国メディア・東方網は20日、「日本の一般市民の生活は、ネット上で見る情報とは異なる」とする記事を掲載した。

 記事は、「多くの人がインターネット上で、非常に発展している日本の人びとの生活は満ち足りていてとても安らぎがあり、とても穏やかであると理解していることだろう。しかし実際は、特に一部の末端層の労働者をはじめとする人々の生活は残酷なものなのだ」とした。

 そして、日本は規律や上下関係に厳しい国であり、日本企業の職場環境も決して楽ではないと指摘。「上司にいい印象を与えるために自分の個性や自尊心を犠牲にすることがある。しばしば上司による部下に対するパワハラ問題が取り沙汰されるように、日本の一般的なサラリーマンの生活は想像しているほどいい物ではないのである」と説明している。

 また、中国人観光客からしばしば称賛される日本の優れたサービス態度についても言及。「彼らは利益の多寡にかかわらず、常に完ぺきな微笑をたたえている。それは実は、自分たちの生活のためなのだ。彼らのプロ意識は学ぶに値するが、われわれが見ているのはあくまでも表面的な部分に過ぎず、多くの人は生活のために仕方なくやっているのだ」と伝えている。

 さらに、日本では高齢者も生活のためにがんばって働かなければならないとし、中国なら孫の面倒を見たり、公園で広場ダンスに興じたりと悠々自適の生活ができるであろう70歳の人が、日本ではまだ仕事を続けていると伝えた。そして、「われわれは日本で美しい一面を見ると同時に、彼らの生活の大変な一面を見ることもできる。物事には必ず両面性があるゆえ、どんなことでもよい部分ばかり見ていてはいけないのである」と結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)