近年の経済発展とブームにより、日本を訪れる中国人は増加している。2月4日から始まった春節(旧暦の正月休み)の期間中も多くの中国人が日本を訪れた。中国人が日本を訪れる目的は様々だが、「美食を味わう」ために訪日する中国人も少なくない。

 だが、文化や習慣の違いゆえ、楽しみにしている食事が「苦痛」となってしまうことがあるようだ。中国メディアの今日頭条は16日、「日本での食事は苦痛だ」という主題の記事を掲載し、日本独特の文化について伝えている。

 記事はまず、近年多くの中国人が海外旅行を楽しんでいるが、経済的な制限があったり仕事が忙しい人も多いため、近場のベトナムやタイそして日本などが人気となっていると紹介。なかでも日本は多くの中国人が訪れてみたい国であって、2018年には中国人旅行客が最も高く評価したアジアの渡航先だったと伝えた。

 一方、国や地域が異なれば、文化や人々の習慣は異なってくると強調し、特に「食事」に関する習慣は、日中で大きく異なっていると指摘。日本を訪れた中国人旅行者がよく遭遇する場面としては「畳」の上に座っての食事だとし、この場合は靴を脱いで畳に上がり、しかも「正座」をする必要があると伝え、「正座」をしたことのない中国人からしたら、「非常に疲れる」姿勢であると伝えている。実際は「正座」でなくても大丈夫なのだが、床に直接座って食事をする習慣がない中国人にとっては、たとえ正座でなくても、疲れてしまうのは間違いないだろう。

 さらに、中国人男性からすれば、日本食は非常に量が少なく、満足する量を食べることができないため、日本で楽しみにしている食事が、文化や習慣の違いゆえ、「苦痛」となってしまうことがあると強調した。

 中国ではテーブルマナーを気にすることなく純粋に食事だけを楽しむことができるのは間違いない。円卓を囲んで椅子に座り、料理は大皿に盛り付けられて運ばれてくるため、自分の食べたい量を取り分けることができる。近年、日本を訪れる中国人は「モノ消費」から「コト消費」に変化していると言われている。日本を訪れた際には、食事とそれに関係するマナーも、日本の文化や習慣の一部として楽しんで体験してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)