日本では海外からの旅行者が増えており、支払い方法などの違いに不便を感じる外国人は多いようだ。しかし、鉄道をはじめ、バスや買い物にも使える交通系ICカードの「Suica」は外国人旅行者にとって優れものだという。中国メディアの今日頭条は17日、「東京の地下鉄は怖いが、Suicaが1枚あれば旅行がずっと便利になる」と、このカードを勧める記事を掲載した。

 Suicaは、電車やバスなどで使えるJR東日本のICカードだ。現在では、モバイルSuicaの登場でより便利になっている。記事は、東京の地下鉄がいかに外国人にとって難しいかを紹介。地図を見るだけで非常に複雑であることが分かり、「蟻も感心するほど」ではあるが同時に「怖い」とも感じるそうだ。

 しかし、「Suicaがあれば怖くない」と記事は紹介。さすが自販機天国の日本だけあり、Suicaは「自販機で買える」と購入の便利さを伝えた。外国人向けに、英語でも対応していると紹介している。また、首都圏だけでなく、北海道から九州まで広い範囲で利用できると伝えた。ただ、日本全国ではないほか、新幹線や特急券は購入できないとしているが、Suica対応の自販機ではグリーン券を買うことができるようだと伝えている。

 さらには、「いろいろなところでカードが使える」とも紹介した。マークがあるところでは、バスや自販機、コインロッカーやコンビニなどでも電子マネーとして利用でき、中国国内のバスカードよりも利便性が高いと称賛している。

 記事はさらに、利用期限があるので次回の日本旅行が決まっていない場合は帰国前に払い戻しすることも勧めている。中国ではモバイル決算が広まっているため、現金払いは面倒に感じ、しかも、慣れない外貨を扱うのは負担に感じるはずだ。日本でも、モバイル決算対応店舗も増えてきてはいるが、カード1枚でこれだけのことができるとなると、外国人旅行者の行動範囲がぐっと広くなるというのは想像できることである。

 中国にも交通カードがあり、全国ではないが最近では対応する都市が増えており、共通で使用できるようになってきている。しかし、記事では指摘していないが中国のカードはどういうわけか財布に入れたままだと反応しないことが多く、いちいち出すのが面倒な時もある。この点、日本のカードは質が良いのか、財布に入れたままでも反応してくれることも中国人を感動させてくれるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)