中国メディア・東方網は14日、アジアを代表する先進国である日本と、発展途上国である中国との間に存在する、隠れた差について紹介する記事を掲載した。

 記事は「中国人が喜んで国外旅行に出かける目的地の1つが日本だ。日本は世界的に見てもホットな観光目的地の1つであり、ゲーム産業やアニメ産業が世界的に有名なこともあって、毎年多くの観光客が日本に出かけている」としたうえで、日本と中国との間に存在する差について言及している。

 まず、1人当たりの収入の差について紹介。「日本メディアのデータによれば、日本の労働者の1人当たり平均収入は25万元だという。この数字だけを見ると大したことないように見えるが、これを全国に押しなべて広げるとなるとそれはやはり難しいのだ」とし、中国ではこれを超える収入を持つ人が少なからず存在するよりも、それ以上に貧しい人も数多く存在するため、1人当たりの収入という点では日本にはるかに及ばないことを伝えた。

 続いては、衛生環境の問題だ。日本の都市はどこも非常に清潔であり、街にはチリ一つ落ちていないように見えると説明。日本人は非常に環境保護を大切にしており、先進国の中でもトップクラスの環境重視国だと説明した。

 さらに、現代の日本は農業を主力産業とはしていないものの、日本の農家の待遇は中国国内よりもはるかにいいと指摘。日本の農家の年収は多くのサラリーマンよりも高く、都市と農村における格差が非常に小さいとしたほか、各種の社会福祉や保障も充実していると紹介している。中国では急速な経済成長や都市部の発展の裏で、農村の生活改善の問題が長期的な課題となっている。農村にも現代化の波が押し寄せている点にも、日本の先進国たる所以を感じたようである。

 記事はそのうえで「われわれも決してむやみに卑下すべきではない。この数年で発展はますます加速し、経済力もどんどん高まっている。しかも、中国にも日本とは比べ物にならないほど優れている点もある。一部の分野では世界各国をリードさえしているのだ」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)