2019年の旧正月の長期休暇も、中国から多くの旅行者が日本を訪問した。中国メディアの今日頭条は11日、この長期休暇に日本を訪問し、日本を「地味だがすごい国だ」と驚き、恐ろしくなったという中国人による記事を紹介した。初めての日本で感じたという第一印象を3つ紹介している。

 記事の中国人筆者はまず、日本について、「一度足を踏み入れたら絶対に好きになってしまう魅惑的な国だ」と主張。関西に行ったという筆者は、日本の第一印象を「きれいで清潔な国」と伝えている。空も道路もきれいで、どの車もピカピカなのは、日本人が「克己心の非常に強い民族」だからだと分析している。

 日本の2つ目の印象は「秩序正しく静かなこと」。タクシーでの移動が多かったため、日本人の運転が非常に礼儀正しいと感じたという。車間距離をきちんと取り、追い越しや割り込みがほとんど見られないと感心しているが、中国ではこうした危険な運転は日常的にみられ、車間距離を取って安全運転をしようとすると割り込まれてしまうのが現状だ。

 距離を取っているのは車だけではない。筆者はさらに、「店員も礼儀正しく、客との距離を保っている」と紹介。そのため、客は自分のペースで買い物を楽しむことができ、店員を探せばすぐに来てくれて、それでいて媚びるわけでもない、と絶妙な距離感であることを指摘している。

 筆者は、今回の日本訪問を通して、「日本とは地味なのに強い国」だと強く感じたそうだ。日本では、上海のように高層ビルが立ち並んでいる都市はあまりなく地味で、国民も謙虚でおとなしいが、一人当たりのGDPでも治安でも民度でも中国の先を行っていて「恐くなるほど強い」と感想を伝えている。

 日本に足を踏み入れたために「日本が大好き」になりながらも、強さを感じて「恐ろしく」なったという筆者。旧正月の休みに訪日した多くの中国人も、より日本を理解し日本を好きになってくれることを願うばかりだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)