日本と中国では子育てに対する考え方が大きく違っている。中国では両親は働きに出て、子どもの面倒は祖父母が見る習慣があるほか、日本のように家庭内でマナーや道徳を教える習慣はあまりないと言われている。一方、日本では各家庭にそれぞれ規則があり、子どもは家の規則を守るように教えられることに驚く中国人は多い。

 中国メディアの今日頭条は8日、日本のある家庭における家訓を紹介する記事を掲載し、「優秀で礼儀正しい子どもがどのように教育されているのかを知った」と伝え、「学べる点はあるだろうか」と読者に問いかけている。

 記事はまず、近年は中国でも子どもに対する教育に関心を向ける人が増えていて、公共の場所で子どもの行いが悪いと「家訓はあるのか」、「大人は何を教えているのか」と感じる人は多いと紹介。続けて、多少の違いはあるが、日本ではどの家庭にもその家庭なりの規則やルールがあると伝え、たとえば「知り合いに出会ったら自分から挨拶すること」、「他人から何かを頂いたり援助を受けた場合には口頭または書面で感謝を伝えること」、「他人に迷惑を掛けた場合には謝意を表す」ことなどを教えていて、人間関係を円滑にするために必要なことを日本の子どもたちは家庭で学ぶと紹介した。

 さらに、「遊んで良い場所以外の公共の場では、大声を上げて他人に迷惑を掛けてはならない」という家庭内規則もあるとし、こうした規則を通じて他人のことを考えて行動するように教えていると指摘。他にも、「親子のコミュニケーションを大切にする」ことや「他人を騙してはいけない」といった規則が存在する家庭もあることを紹介した。

 こうした家庭内の規則やルールは各家庭で異なっているほか、規則として明文化していない家庭もあるだろう。しかし、記事が紹介していた規則やルールは日本人の社会における道徳として、家庭内で一般的に教えられていることだと言える。一方の中国では「他人に迷惑を掛けない」、「公共の場所で騒がないこと」といったことは全く教えられず、わがままに育てられた子ども達が多く見受けられる。家庭での教育は非常に大切なもので、子どもが社会に出た際にも役立つため、中国でも取り入れることのできる教育はぜひ取り入れてもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)